介護施設の比べ方
このデータで分かること
特養・老健・有料老人ホーム・グループホームなど、全国の介護施設・事業所を、同じ項目で並べて比べられます。 項目は、費用の目安(月額)、利用者3人あたりの職員数、定員、開設からの年数などです。広告の掲載料による順位や、「おすすめ」「人気」の表示はありません。 元のデータは、厚生労働省の「介護サービス情報公表システム」で、施設が都道府県に報告した内容です(2026-06時点。半年ごとに更新)。
施設の種類の違い
介護施設は、種類によって、入居できる人・費用の考え方・職員の基準が違います。種類が違う施設の費用を、そのまま比べないでください。
- 特養(介護老人福祉施設): 常に介護が必要な人が暮らす施設。費用は、居住費と食費が中心です。
- 老健(介護老人保健施設): 在宅に戻ることを目指して、リハビリを受ける施設。
- 介護医療院: 医療と介護の両方が必要な人が、長く暮らす施設。
- 介護付き有料老人ホーム・サ高住など: 家賃・管理費・食費などが、事業者が決める料金で、特養より幅が大きくなります。
- グループホーム: 認知症の人が少人数で共同生活を送る住まい。
全国の施設の種類ごとの様子(2026-06)
| 種類 | 事業所数 | 費用の目安(月額)の中央値 | 利用者3人あたりの職員数の中央値 |
|---|---|---|---|
| 介護老人福祉施設(特養) | 8,525 | 8.4万円(6,878施設) | 1.56人(8,513施設) |
| 地域密着型介護老人福祉施設(小規模特養) | 2,561 | 10.8万円(2,144施設) | 1.90人(2,547施設) |
| 介護老人保健施設(老健) | 4,091 | 7.0万円(3,339施設) | 1.32人(4,067施設) |
| 介護医療院 | 938 | 6.4万円(731施設) | 4.20人(879施設) |
| 特定施設入居者生活介護(介護付き有料老人ホーム) | 4,470 | 17.6万円(2,477施設) | 1.24人(4,444施設) |
| 特定施設入居者生活介護(介護付きサービス付き高齢者向け住宅) | 628 | 10.3万円(577施設) | 1.18人(620施設) |
| 特定施設入居者生活介護(介護付き軽費老人ホーム) | 510 | 7.2万円(322施設) | 1.02人(493施設) |
| 認知症対応型共同生活介護(グループホーム) | 14,236 | 9.0万円(13,790施設) | 2.20人(14,120施設) |
この表は、入所・入居の施設系の種類だけです。 費用の目安を読み取れた施設だけの中央値です(カッコ内が、その施設の数)。
費用の目安の読み方
- 費用の目安は、居住費・食費・家賃・管理費などの月額の合計です。介護保険の自己負担(介護サービス費)は含みません。入居時にかかる費用(前払金など)も含みません。
- 特養・老健などは、居住費と食費だけの目安なので、家賃や管理費を含む有料老人ホームより低く出ます。この差は、施設の質の差ではなく、含まれる費用の範囲の違いです。サービス付き高齢者向け住宅とグループホームも、食費・光熱水費など含まれない項目があります(くわしくは計算方法)。
- 料金が文章で書かれていて金額を読み取れなかった施設は「要確認」と表示しています。
職員の手厚さの読み方
利用者3人に対する、看護職員と介護職員の人数(フルタイム換算)です。数字が大きいほど、利用者あたりの職員が多いことを表します。 特養・老健・小規模特養の法定の基準は1.0人です。ただし、職員の数は、介護の質のすべてを表すものではありません。夜勤の体制、職員の定着、医療との連携なども、施設を選ぶときの大切な点です。
施設を選ぶときの使い方
- トップページで、市区町村を選びます。
- 探している施設の種類の表を開き、費用の目安と職員の手厚さで並べ替えます。
- 気になる施設のページで、居室の種類ごとの費用、定員、運営法人を見ます。
- 施設に連絡して、最新の料金、空き状況、見学の可否を確認します。空き状況は、公表されていないデータです。
使うときの注意
施設が都道府県に報告した内容を、統計ラボが並べたものです。報告の日は施設ごとに異なり、費用は変わります。施設の評価や推薦ではありません。 契約前に、各施設で最新の内容を確認してください。くわしい計算方法は計算方法をご覧ください。