介護施設の費用の見方(介護サービス費・居住費・食費)
介護施設の費用は、「何が含まれているか」で意味が変わります。統計ラボの「費用の目安」の読み方と、実際にかかる費用の考え方を説明します。
介護施設にかかる費用の内訳
- 介護サービス費: 介護保険を使った、介護サービスの自己負担分(所得などに応じて1〜3割)。要介護度で変わります。
- 居住費(家賃): 部屋代です。部屋の種類(多床室・個室など)で変わります。
- 食費: 毎日の食事代です。
- 管理費・光熱水費など: 施設によって、別に請求されます。
- 入居一時金(前払金): 有料老人ホームなどで、入居時にまとめて払う場合があります。
- その他: おむつ代、理美容代、医療費などは、別にかかります。
特養などでは、所得の低い人の居住費・食費の負担を軽くする制度があります。対象や内容は変わることがあるので、市区町村の窓口で確認してください。
統計ラボの「費用の目安」に含まれるもの
施設が報告した居住費・食費・家賃・管理費などの、月額の合計です。介護サービス費(自己負担)と、入居一時金は含みません。 そのため、実際の請求額とは異なります。種類ごとに含まれる項目が違い、料金が文章で書かれていて読み取れなかった施設は「要確認」としています。
全国の中央値(2026-06)
| 種類 | 費用の目安(月額)の中央値 |
|---|---|
| 特養 | 8.4万円 |
| 老健 | 7.0万円 |
| グループホーム | 9.0万円 |
| 介護付き有料老人ホーム | 17.6万円 |
費用の目安を読み取れた施設だけの中央値です。特養・老健は居住費と食費が中心で、有料老人ホームは家賃・管理費などを含むため、差があります。この差は、含まれる費用の範囲の違いで、施設の質の差ではありません。
費用を比べるときのポイント
- 同じ種類の施設どうしで比べます。
- 居室の種類を、そろえて比べます(多床室と個室では、大きく違います)。
- 入居一時金と、介護サービス費を、別に確認します。
- 施設に、月額の総額の見積もりを出してもらいます。
数字の読み方は介護施設の比べ方、計算の方法は計算方法をご覧ください。
公開: 2026-10-29 · 運営: MGM LLC · 解説記事の一覧