物件の日当たりを数字で確かめる手順
日当たりは、物件を選ぶときに後から変えられない条件のひとつです。ここでは、「日当たりがよい」と書かれた情報を、数字で確かめる手順を説明します。
1. 「日当たり良好」は何を指しているか
不動産の広告にある「日当たり良好」には、決まった基準がありません。南向きであること、角部屋であること、その日の見学時に日が入っていたことなど、広告ごとに意味が違います。 そこで、「何月の、何階の、どの向きの面に、何時間日が当たるか」を数字で見ることが役に立ちます。
2. 冬の日当たりを見る理由
太陽が低く、日が短い冬は、日当たりの差が最も出る季節です。夏は、どの部屋にも日が長く当たります。 統計ラボは、冬至の代表日として12月15日を使い、日の出から日没までの直射時間を計算しています(冬至は12月21〜22日ごろで、約1週間早い日です)。
3. 手順
- 地図または日当たりのトップページから、検討している建物か町を探します。
- 建物のページで、面の向きと階ごとの、12月15日の直射時間を見ます。計算しているのは、1階・中間階・最上階の3つです。
- 気になる階が計算した階の間にあるときは、上下の階の値の間を目安にします。
- 周りの建物の高さと距離を、地図で確かめます。日当たりは、将来の隣地の建て替えで変わることがあります。
4. 数字の目安
東京23区の建物全体では、12月15日の最上階の最良の面の直射時間は、中央値で4時間20分です。 南向きの1階は、中央値が40分です。どちらも「その建物の中での最高値」ではなく、条件を決めたときの値なので、条件をそろえて比べてください。
5. 注意すること
- 計算は、建物を箱型に単純化した推定で、樹木・ベランダ・屋根の形・天気は含みません。
- データ作成後に建った建物や建て替えは反映していません。
- 最終的には、現地で時間を変えて確認してください。冬の午前と午後に見ると、計算との違いが分かります。
計算のくわしい方法は計算方法、数字の読み方は建物ごとの日当たりの読み方をご覧ください。
公開: 2026-10-29 · 運営: MGM LLC · 解説記事の一覧